ステージピアノ ピアノタッチで持ち運びできるのは?

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キーボードは鍵盤が軽い?

バンドにピアニスト(キーボード)が入ったので、そろそろキーボードを買い換えようかと考えています。

持ち運びできる楽器が無いということで、自前のキーボードを使ってもらっていたのですが、どうも弾きづらそう…

理由を聞いたところ、鍵盤が軽すぎて指が回らないとのこと…

ピアノ未経験者の自分としては、軽い方が楽なんじゃね?
とか思いましたが、普通のピアノに慣れ親しんでいる人にはキーボードは鍵盤のタッチが軽くて弾きにくいというのはネットでもよく見かけますね。

ということで、どんな楽器がいいのか調べてみました。

ピアノタッチで手頃なRoland FP-30

とにかく第一条件は、鍵盤のタッチがピアノに近いことです。

また、ライブや練習に持ち運びしやすいサイズのものであることも必須です。

そんなイメージを持ちながら、さっそく行きつけの楽器屋を見て回っていると…

ありました!ちょうどイイ感じの楽器が!

コレです。

Roland FP-30

試し弾きせてみると、ホンモノのピアノ、とまではいかないかもしれませんが、しっかりした鍵盤の作りで、ピアノのようなタッチを再現しています。

サイズも横幅が1,300 mm。奥行きが284 mm、88鍵盤クラス最小サイズとのこと。

持ち運びできる「ステージピアノ」

調べてみると、こうした楽器は「キーボード」ではなく「ステージピアノ」と呼称されているようです。

どちらも電子鍵盤という括りでは同じですが(⌒-⌒; )

それぞれの定義ははっきりしてませんが、楽器でキーボードと言うと色々な音色を出せるピアノ型の楽器(主に家庭用)、ステージピアノはライブやステージでのパフォーマンスを重視したピアノの電子化というコンセプトの楽器、といったところのようです。ステージピアノはステージで使う想定上、大抵、持ち運びできる仕様です。

当然、家庭用キーボードに比べ、ステージピアノは値が張りますね(笑)

FP-30 上位機種との差異は?

さて、このFP-30には既存のFP-50、FP-80、FP-90という上位機種があります。
どうせ買うなら、予算の都合もありますが、ハイグレードなものを…と思い、調べてみました。

①鍵盤
新機種であるFP-30には、従来のPHA-3からPHA-4という新規格の鍵盤が採用されています。高精細センサーが備わり、従来の鍵盤より打鍵の強弱をより繊細に再現できるようです。
なお、エスケープメント機構(ピアノの鍵盤の動作を再現した機能)はFP-30にもあります。

②ピアノ音源
Rolandの上位機種、RD-300NXなどにも採用されているSuper natural piano音源を搭載。
FPシリーズは最上位の90以外はこの音源を採用していますので、遜色はないかと。
また、90はパラメーター調整して音作りもできたりするようです。

③出力端子
出力端子に関しては50以上は専用の端子がありますが、30はヘッドホン用のステレオ端子(標準、ミニ2)がありますので、外部のアンプスピーカーなどに繋ぐこともできます。

④MIDI
FPシリーズのMIDI情報出力は以下の二つ。
・USB computer 端子→USBメモリへ書き出し:30/80/90
・MIDI出力端子あり→50/80/90

30は、MIDI出力端子はないものの、Bluetooth 4.0準拠で、iPhoneやiPadとワイヤレス接続し「GarageBand」とMIDI接続が可能なようです!
なので、MIDIに関しては、制約があるものの30でもとくに支障なさそうです。ワイヤレスでGarage Bandに出力できるのはいいですね。

⑤録音
オーディオ録音に関しては、50以上ですとUSB MEMORY 端子にオーディオファイルとして演奏を録音できますが、30はオーディオファイルでの出力は不可。
ですが、MIDIでの出力が可能ですし、ヘッドホン端子から録音機につなげば、演奏の録音も可能そうです。

⑥その他
ピアノ以外の音源や、リズム再生に関しては、やはり上位機種に比べると幾分少なくなっているようですね。
まあ、用途として、「ピアノ」としての利用頻度が高いようであれば、それほど支障はないかと…
ドラムパターン音源が上位機種より少なくなってしまうのはちょっと残念ですが、WAVEファイル音源を再生することができるようなので、あらかじめ打ち込みで作ったドラム音源なんかを再生しながら演奏、などもできそうです。

結論!

FP-30は88鍵盤としては小型、軽量で持ち運びしやすく高機能!
コスパの高いステージピアノなので、コレは買いかも!

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