「ロジハラ」って、また新しい言葉が爆誕か!?
ワイドナショーで松本人志さんたちが「意味不明〜〜」と騒然となってたけど。
え、案外前からある?
「ロジハラ」意味不明論議でスタジオ騒然?
松本人志 意味不明な“ロジハラ“に「流行って早く終われ」
松本人志(57)、お笑い芸人のバカリズム(44)が11日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、SNSで話題となっている“ロジハラ“について持論を展開した。
ロジハラ(ロジカルハラスメント)とは「正論ばかりを突きつけて相手を追い詰めるハラスメント」のことを指す。例えば、上司が部下のミスに対して「なんでできなかったのか説明して」とミスの理由が分かっているにも関わらず言わせる行為が上司のロジハラに当たるという。
これに松本は「本当に意味分からない」と絶句。バカリズムは自身の芸風と照らし合わせ「自分はロジハラ芸人ですね」と苦笑い。
続けてバカリズムは「ロジハラっていう意見自体がロジハラだと思います」とし「『あなたの言っていることは正論ですけど相手を追い詰めてますよ』っていう論理で自分は追い詰められてますから」と説明。これにフジテレビの久代萌美アナ(31)は「この発言もロジハラ」と主張するなど、スタジオが混乱に陥った。
松本はどの場面でもロジハラになるとして「もう本当にめちゃくちゃやな。ロジハラ、早く流行れ。流行って早く終われ」と悲鳴を上げた。
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_2268504/
この記事もなんか意味不明なんですけど……
それだけ、「ロジハラ」という言葉は、「論理破壊」ワードということでしょうか??
つまりこういうこと?
A(ロジハラする側):「これはこうで、こうでこういうこと(正論)じゃないの?」
B(ロジハラされる側):「それは正論ですが、ロジハラです(私を追い詰めています)」
A(ロジハラする側):「君(B)のいうことが正論だとして、それで私(A)が追い詰められたらロジハラではないかい?」
B(ロジハラされる側):「それは違う!……いえ、それでは私があなたをロジハラと訴えたことが成り立たなくなるので、それは確かに正論ですが……それがいわゆるロジハラであって……」
A(ロジハラする側):「……もういい」
ってな感じでしょうか??
禅問答か?
会話の前提として、内容の真偽はともかく相手の言葉は「正しいこと」としないと会話が成り立たなくなってしまいますからね。
ロジハラ、数年前には出現していた?
確かに意味不明なロジハラ。
一見すると「理詰め」で相手を言い返せないほど打ち負かす、相手の気持ちを蔑ろにする「ハラスメント」という、至極真っ当な「ロジック」があるように見えますが、「ロジック」を否定してしまってるので、支離滅裂感は否めません。
まー、そう言いたくなる気持ちもわからなくはないですが……。
ところで、この「ロジハラ」いつ頃から使われているのでしょう?
テレビで取り上げられていたので、最近、巷で流行っているのかと思いきや。
既に2年ほど前に出始めていたようです。
こちらがその出どころではないかと言われるツィート。
正論ばかりの人を「ロジハラ(ロジカルハラスメント)」と呼んでます。
仕事グイグイ進めるには童話「北風と太陽」での北風のように押し付けるのでなく太陽のようにマイルドに迫る、という考えなんでしょうが全然マイルドじゃない…
肝要なのは物事がすすむ”適論(場にあった適切さ)”だと思うんです。
— 【休業中】藤木部長@メンズおばさん (@choku_nyu) March 12, 2018
2018年3月となっています。案外前から世に出てきていた言葉なんですね。
ところでこのツイートには以下のリプがついています。
論破されて悔しかったんか?
— まみむめるも (@mamimu_merumo) March 27, 2018
あいたたタァ……
ま、そー言われても仕方ないか。
ロジハラ
なんでもハラスメントだな
Twitterなんかロジハラの巣窟じゃん#ワイドナショー pic.twitter.com/Wmpwl01ccK— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@gtt214214214) October 11, 2020
いま #ワイドナショー でやってるけど、正論で相手を追い詰めることを「ロジハラ(ロジックハラスメント)」と言うらしい。
こんなものがまかり通ったら、すべてに感情が優先される歪んだ社会になってしまう。むしろ世間の空気に流されずに正論を言ってくれる存在は大切にすべきでしょ。
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) October 11, 2020
ロジハラは「正論さえ言えば相手の感情なんか無視してもいい」と勘違いしてる相手に使うべきで、「ロジックを使うこと自体がハラスメント」ではないのよね。論理的に話すのと同時に、相手の立場も思いやるというシンプルな話。
— トイアンナ (@10anj10) October 11, 2020
「結婚した相手が酷いDVをする人で、離婚したいけど、また殴られそうで怖くて切り出せない…」
と呟く人に対して
「自分で選んだ相手でしょ?
自分に見る目がなかったことを認めなよwww」これがロジハラじゃないの?
— 千明 (@sonir67) October 11, 2020
なんだよロジハラってw
当たり前の事言っただけでハラスメントになるのかよ😂
どんだけよえーんだよ今の日本人って
wwwハラスメントハラスメントうるせえな😂 pic.twitter.com/qwy6mCoUm0
— MAKOTO👍 (@045mk5) October 11, 2020
【友達からのロジハラ】
でもそれ、キミにも非があるよ【上司からのロジハラ】
なんでミスしたの?
なんでできなかったか説明してこれ、組織にやれやれ言われてる『PDCAサイクル』と矛盾した考えだよね。これをハラスメントにするわけだ。#ワイドショー pic.twitter.com/Da9dHTd5E7
— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@gtt214214214) October 11, 2020
「ロジハラ」この言葉にはやっぱり否定的なコメントが多いようです。
「ロジハラ」確かに意味不明。だけど……そうも割り切れない?
「ロジハラ」意味不明ながらもコミニュケーションのあり方については考えさせられる言葉ではありますね。
(何でもかんでも「ハラスメント」と呼んでいいかは別にして)
確かに正論ばかりで相手を追い詰めたり、逆に「出来ない」理由、「やらない」理由にして、マウント取るような態度には問題あるとは思います。
ただ、そういう場合は、一見正論に見えても、どこかに矛盾があったり、論理に穴があったり、可能性を見落としてたりということがよくあります。
人間、100%正しいなんて、ありません。
「ロジハラ」と議論を断絶してしまう前に、そこを突いてやればいいのです。(ま、なかなか難しいですけどねぇ〜〜)
逆に、いくら正しくても人は思考より感情で動くもの。
感情はロジックのように割り切れるものでもないので、「正論」を伝える側も相手に受け入れてもらいやすい物の言い方は工夫すべきかも。ですね。
「感情」より「思考」「論理」が重要視される現代。
でも「感情」ってやっぱり疎かにはできないかな〜とは思います。(正論を「ハラスメント」と呼んでいいかは別にして)
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